【体験談】臨床歯科麻酔認定歯科衛生士合格後の流れと実際の臨床での変化

新人向けノウハウ

はじめに

私は2025年に臨床歯科麻酔認定歯科衛生士の試験に合格しました。

受験内容については前回の記事で詳しくまとめているので、今回は合格後の流れや実際に臨床でどう変わったかについてお話しします。


合格発表から資格取得までの流れ

試験後、約2週間ほどで合否の結果が届きます。

その後、正式な賞状が届くまでにはおよそ3ヶ月ほどかかりました。


歯科衛生士と麻酔について

実は歯科衛生士は、この資格がなくても
歯科医師の指導のもとであれば麻酔を行うことが可能です。

ただし現状では、

  • 歯科衛生士が麻酔を行うこと自体の認知度はまだ低い
  • 不安を感じる患者さんも一定数いる

というのが正直なところです。

その中でこの資格は、知識と技術の裏付けになるものだと感じています。


合格後すぐに行ったこと(練習と準備)

資格取得後、まず行ったのは院内での練習でした。

  • スタッフ同士で繰り返し実習
  • 角度・刺入位置・圧のかけ方を確認
  • 先生のチェックを受けながら修正

ただし、麻酔薬の供給制限もあり、
思うように毎日練習できない時期もありました。

そのため、

  • SRP時のドクターの手技を見学
  • C処置時の麻酔の流れを観察

など、“見る勉強”も並行して行いました。


実際に患者さんへ行うまでのステップ

最初は、

👉 信頼関係のある患者さん
👉 しっかり説明して同意をいただける方

に対して、先生の指導のもとで実施しました。

そこから徐々に経験を積み、

約1ヶ月ほどで
👉 患者さんに説明し、問題ない方へ実施できるレベル
まで慣れていきました。

※なお、伝達麻酔は現在も実施していません。


転職後の現在の働き方

その後、私は別の歯科医院へ転職しました。

現在は、

  • 先生の手が空かない時
  • SRP時の処置前

などで麻酔を担当しています。


資格を取って実感したメリット

この資格を取得して一番感じたのは👇

✔ チェアタイムの短縮

→ 無駄な待ち時間が減る

✔ 診療の流れがスムーズ

→ 患者誘導がしやすくなる

✔ 医院への貢献度アップ

→ 任せてもらえる業務が増える

正直、かなり現場で役立っています。


現実として感じていること(正直な話)

一方で、

  • 「先生にやってほしい」と思う患者さん
  • 衛生士の麻酔に対する不安や批判

があるのも事実です。

そのため私は、

👉 患者さんの意思を最優先
👉 医院の方針に従う

この2つは必ず守るようにしています。


それでも資格を取ってよかった理由

知識と技術があるかないかで、
臨床での判断力や安心感は大きく変わります。

確かに、

👉 できることが増える=リスクも増える

ですが、それ以上に

✨ 医院に貢献できる
✨ 自分の強みになる

という点で、この資格を取得して本当に良かったと感じています。

■麻酔で一番難しいと感じた部位

私が実際に臨床で感じた中で、特に難しいと感じたのが左上8(上顎智歯部)です。

理由としては、

  • 開口量が少ないと視野が確保しにくい
  • 頬粘膜の圧排が必要で手技が安定しにくい
  • 患者さんも緊張しやすく動きやすい

といった点があり、想像以上にコントロールが難しい部位でした。

最初は角度や刺入位置に迷うことも多く、正直かなり苦戦しました。

ただ、回数を重ねていく中で、

👉 しっかり視野を確保すること
👉 無理に打たず落ち着いてポジションを取ること

を意識することで、徐々に安定して行えるようになってきました。


まとめ

臨床歯科麻酔認定歯科衛生士は、

  • すぐに劇的に変わる資格ではない
  • でも確実に“臨床力を底上げしてくれる資格”

だと思います。

これから受験を考えている方の参考になれば嬉しいです。

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